~自損事故:検証~






さて、今回の自損事故を振り返ってみたいと思います・・・(画像はアリマセン)

・・・っとその前に・・・・・

ワタクシの“ネコ”に関する「苦い&悲しい」思い出話をば・・・・・


5~6年前、大型に乗っていた頃、淡路島ツーリングへ行きました(ワタクシを含め5台で)。

島の外周道路を走って、適当に美味しいものを食べようっというツーです・・・。

先頭にCB1300SF、間にXJR1200が2台とZZR1200、最後尾ワタクシ(BMW F800S)の順に並んでの走行でした・・・。

皆様、御存知だとは思いますが、淡路島の外周道路って“攻める走り”ではなく“まったり走る”道であります。

・・・で、ある低~中速コーナー(右回り)の立ち上がりの所で先頭のCB1300SFが転倒し、
何と反対車線を越えて、道路脇の溝の中へ(バイクの)フロントから突っ込み、バイクは自走不能の損傷、ライダーは鎖骨骨折っという大事故になりました・・・

ワタクシは最後尾だったので、その瞬間を見ることは出来なかったのですが、現場には「溝の中にフロントを突っ込んだままのCB1300SF」と「痛みに耐えながらうずくまっているライダー」と「ネコの死骸(即死だったそうです)」がありました・・・。

負傷した本人に話を聞くわけにもいかず、2番目を走っていたXJR1200のライダーに聞いてみると、事故の瞬間は次のようなことでした・・・。

時速は40キロくらい。右コーナーの立ち上がりのところ(たぶんアクセルオンにした瞬間)で、ネコが突然とび出してきたため、そのネコの上にフロントタイヤが乗り上げ、コントロールが効かず、バイクは反対車線を越えて溝の中へ突っ込んだらしい・・・・・。

そして、その後しばらくして、怪我をした本人曰く、
「あの瞬間、バイクをこかさないように気を使うのではなく、最初から倒れる方向(右側or左側)を決めてこければよかった・・・・・そうしてたら、バイクはともかく、鎖骨が折れるような事はなかったと思う・・・・スピードも出てなかったし・・・・・」と・・・。

ワタクシはそれを聞いた時、こう思いました・・・
「CB1300のような重いバイク(250キロ越え)でも、ネコ1匹に乗り上げたダケでこうなるのか・・・、同じ時速40キロでも、“アクセルオン時の40キロ”と“減速時の40キロ”では全然違うんだな・・・、
そして、いざという時はバイクを守る事は諦めて“倒れる方向を決めてそちら側へこける事が身を守ることになるのか・・・」と・・

・・・で、救急車の手配を終えてから、負傷したライダーを除く4人で何とか溝の中からCB1300(フロント部分)を引き上げ、ワタクシを除く3人はそれぞれ“バイクレスキューの手配と家族への連絡”を、、、、、
ワタクシは道に散らばった破片の掃除をし、ネコの死骸を歩道の端へ・・・・・
・・・・・っとそこから20メートルくらい離れたところから子猫がこちらの方をジーっと見てました・・・即死したネコがその子猫の親かどうかはわかりませんが、われわれを警戒して、死骸を置いた所までは来れないっていう感じに見えました・・・

負傷者を乗せた救急車を見送り、その2時間半後に損傷したバイクを乗せたレスキュー車を見送り、、、
淡路島ツーリングは、そこで終了、解散となりました、、、。



ちょっと話が長くなりましたが、、、

ワタクシには、、、
「フロントを溝の中に突っ込んだままのCB1300SF」 と 「骨折してうずくまっているライダー」 と 「ジーっとこちらを見たまま近づいてこなかった子猫」・・・
それぞれの“姿”が今でも目に焼き付いています・・・・・。



・・・・・で・・・・・


 


今回の“自損事故”の検証をば・・・・・・(画像はアリマセン)


事故現場は、、、
「緩やかな右コーナー、見通しが良く広い歩道もあり、道路も歩道もかなり先の情報がわかる」
っという場所でした・・・。

歩道には人の姿は見えず、前後に車も無い・・
時速40~50キロ位(法定速度は50キロ)で走行し、コーナーの立ち上がりの所で“アクセルオン”・・・
(この時、まだ車体はやや右側に傾いたまま・・・)

・・・っと、突然、左側の(走行車線の)歩道から“黒ネコ”が飛び出してきて・・・・・

ここから後のことは(転倒するまで1~2秒だったのに)なぜか“スローモーション”を見るかのように細かく覚えています・・・

私が考えたことは・・・
“ネコは急いで左側から右側へ渡ろうしている”
“時間的にフルブレーキングしないとネコの上にフロントが乗り上げてしまう”
“このまま右側へこけるとネコを追いかけるようにしてひき殺すカモ・・・”
“右側へ少し傾いてるバイクを起こし、左側へ倒れてこけよう”
“うまくいけばネコとクロスして、ネコは右へ&俺は左へ・・・”

・・・で、バイクに対する体の反応は・・・
フルブレーキングと同時に・・・
上半身は出来るだけ左側へ傾け、右膝でタンクを左側へ押し、左足でステップを右側へ押し、
左手はクラッチから放し、グリップだけに(3速走行だったのでエンブレも期待)。右手はブレーキを握ったまま、最後に左へ思いっきり切って、ハンドルを自分に引きつけ・・・。

(イメージとしては、柔道の内股という感じです・・・)

わずか1~2秒の間にこの順番に1つ1つ考えたわけではありません・・・。


1~2秒の間にしたことは・・・(イメージを実行したのです・・・)
「左手はグリップだけ、右手はフルブレーキ、右足もフルブレーキ、の状態で“V”に内股の技を掛け、ネコは右へ、ワタクシと“V”は左へ・・・」です。

それを後から分析すると“スローモーション”を見るかのように思い出せるのです・・・。

そして倒れるまでに願ったことは2つダケ・・・

①ネコに対して
「速く右側へ駆け抜けてくれっ!」

②少し右側へ傾いている“V”に対して
「速く起きて左側へ傾いてくれっ!」
(前後輪ロックの状態なのでうまくいくかどうかわからなかったので、、、距離的余裕があれば、フロントは弱め&リアはフルロックなのですが・・・)


・・・で、ネコは右側へ駆け抜け、“V”は左側へガシャ~ン・・・(ToT)

左側へ倒れた“V”は、ワタクシより5~6メートル程ズルズル~っと前へ・・・


・・・で、予定通り、ヘルメット&ウェアー&車体 の左側が損傷・・・・・・


・・・がっ!・・・予定外だったことが・・・・・

それは、「フロントスクリーンの予想外の大きな損傷」と「右膝関節と右手の予想外の酷い損傷」・・・・・

この2つは、どうしてそうなったのかはワカリマセン・・・・・・



今回の自損事故に於ける、「転倒するまでのワタクシの選んだ方法」は間違っているかもしれません・・・・・

(特に大型だったら、このようなやり方は間違ってるカモしれません・・・・・・)



そして、先述した“苦い思い出”との・・・

共通点は:::::損傷したバイク&受傷したライダー・・・

違う点は:::::バイクが動く(自走可能)&ネコが生きてる・・・


右側へ駆け抜けたネコはチラっとこっちを見て(多分、ガシャ~ンっという音にビックリしたのでしょう)、どこかへ消えて行きました・・・。



まぁ、検証といっても、ワタクシの判断が正しかったワケではありませんが(実際、それなりの怪我をしてるし)

とにかく、歩道に人が居ないから、前後に車が居ないから、安全安心・・・では無い!っという事がよ~くワカリマシタ・・・・・

もしかしたら心のどこかに油断があったのかも・・・・・




・・・・ってなワケで・・・・

今回の自損事故に関する記事は、本日をもって終了・・・・・


今後のブログネタを探さなきゃ・・・・・・あっ!バイクに関するネタね・・・

ココは、「バイク ブログ」ですから・・・・・(^^;)


以上・・・・・・・・・・・・・

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>ふっちさん
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します

お久しぶりです・・・お元気ですか?
私の体の方は、徐々に回復しつつあり、仕事は何とかできそうです・・・

“V”ですが・・・
フレームに問題があれば「買い替え」ですが・・・・・
そうでなければ、修理しよう・・・と思ってます・・・・・

:::「VT250F 初期型 黒」:::
30年程前、「私が初めて購入したバイク」&「初めて“女の子”を後ろに乗せて走ったバイク」です・・・
(その女子は、現在“総理”になってます・・・^^)
・・・で、このバイクの“エンジン”が、その後30年もの間、熟成を続け、現在の“VTR250”に受け継がれています・・・・・

・・・・・っという意味で、この“V”には「特別な思い入れ」があります・・・・・(^^;)

ディーラーと相談してみないとわかりませんが、、、
事故の際「私の言うことを聞いてくれた“V”」を何とか復活させたいな~と思います・・・

御心配をおかけし、申し訳ありません・・・・・m(_ _)m
とりあえずはボチボチと“復活”を目指します・・・・

実家に帰省していたので、今日久しぶりにPCを立ち上げると、グッチさん、えらいことになってるじゃないですか。
グッチさん&Vちゃんの痛々しい姿に去年の自分の転倒を思い出しました。
身体は思ってもないところがダメージ受けてますよね。
私もそんなんでしたよ。
猫を責めるわけにはいかないですが、あいつらはこっちに向かってくる節があるので危険です。
以前カブで轢いたことがあります。
その時は猫は走って逃げて、私も転倒しなかったので良かったんですけど、かなり肝が冷えました。
Vちゃんは復活するのでしょうか。
そこの所が心配です(笑)
何はともあれ、お互い安全運転で行きましょう。

>姐御!

:::今年の運を全部使ってラッキー:::
 えっ!今年は、こまめに“宝くじ”を買おうと思ってるんですけど・・・(^^;)

:::あと11か月安全運転:::
ハイッ!「まった~り」をテーマにして走ります・・・(^^)

う~~~(>_<)自分が安全運転でもこんなことになるんですね。
私だったら猫がこようがイタチが出ようがそのまま…でしょうm(__)m

私にはよい悪いはまったくわかりませんが、とにかく骨折しなかっただけでも
今年の運を全部使ってラッキーだったと思うのです~~~(>_<)
あと11か月安全運転でいってくださいね。

>takさん
とっさに、左側に転倒する事を決め、イメージ通りにこけるように勝手に体が反応してくれました・・・・・
でも、やはり、予想外の損傷もありましたので、半分成功&半分失敗 といったところでしょうか・・・

>兄貴!(シュミットさん)
飛び出してきたネコの位置と速さを見て、“イメージ”と”思い切り”で運を天に任せました・・・。
CB223Sでマッタ~リと・・・・・・早期復活を目指します・・・・m(_ _)m

ほんの1・2秒の判断でそこまで考えて実行するのは自分では無理なような気がします。
ただボーッとバイクに乗ってるだけじゃダメですね^^;

う~ん、過去のフラッシュバックのようなことが起こったんですね。とっさに少しでもダメージを少なくされようと努力が分かりました。

これからは、とにもかくにも早く完治されることですね。先ずはCB223で復帰されることをお待ちしています。

>師匠!(まささん)
さすがに、よく知ってらっしゃる・・・・・
フロントの制御を失うことは、命取りですもんね・・・・(^^;)

バイクブログの記事アップ・・・頑張ります・・・・(^^;)

>和尚!(T2さん)
テクニックなんてアリマセンよ・・・・(^^;)
前後フルブレーキングでバイクが暴れる事がわがっていたので、運を天に任せて「“V”に内股」をかけました・・・・・。
しかし・・・・・・“V”に申し訳ない気持ちでイッパイです・・・・・(ToT)

ナルホド、仰るように、右側の損傷は「バイクにぶつけたため」かも・・・・・ですね・・・

今回の事に限らずライダーにとってフロントを持って行かれることは、何よりも警戒すべきことだと思います。

自分が最後に転倒したのもフロントが滑って何も出来ずに道路に叩き付けられてました^^

今回のアクシデントは
この記事で終わりのようなので、明日からは走るバイクブログとして更なる飛躍を期待しています^^

ハイサイドに・・・

近い倒れ方と言う感じでしょうか?
右側の負傷は、脚、腕がバイクにぶつかって行ったということなのかな???

いずれにしても、T2には思いもよらない、ハイ・テクニックデスw
プロフィール

Gucchiグッチ(カリナ)

Author:Gucchiグッチ(カリナ)
             
あっちへ・こっちへ・・・ 
マッタ~リと・・・(^^)

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